地理的分析
データソースは、サンプルデータを使用しています。
地理的役割の設定
1.地理的役割のフィールドを特定する
「シート1」を開き、データペインを確認すると、このデータセットで地理的役割を持つフィールドは、国/地域、地域、市区町村、都道府県、が考えられるがデータ型は「文字列」となっている。
2.地理的役割を設定する
各フィールドの右端の▼をクリックして、以下を設定する。
「国/地域」 → 地理的役割 → 国/地域
都道府県 → 地理的役割 → 都道府県/州
市区町村 → 地理的役割 → 市区町村
地域 → 地理的役割 →次から作成 → 都道府県
※地域は都道府県を基に設定したいため、先に都道府県を地理的役割に設定しておく必要がある。
フィールドの前のアイコンが地球儀に変更され、地理的役割に設定される。
マップ表示方法
1.地理的役割フィールドをダブルクリックするか、または、ビューにドラッグする
例えば、都道府県をビューにドラッグすると、
列には「経度」、行には「緯度」が自動的に設定され、マークの詳細に「都道府県」が設定される。
市区町村の場合
列:経度
行:緯度
詳細:市区町村
色や形状を変えてみる。
マーク:形状 ×
色:地域
ラベル:市区町村
詳細:市区町村
マップを使った分析サンプル
◆ポイントマップ
「都道府県」をビューにドラッグ
色:地域
サイズ:売上
詳細:市区町村、都道府県
◆色塗りマップ
「地域」をビューにドラッグ
色:売上
詳細:地域
「都道府県」をビューにドラッグ
色:利益
詳細:都道府
列の「経度」をコピーして2つ並べると、横にマップを並べることができる。
第 1 レイヤー 色:売上
第2レイヤー 色:利益
行の「緯度」をコピーして2つ並べると、縦にマップを並べることができる。
第 1 レイヤー 色:売上
第2レイヤー 色:利益
ダッシュボードサンプル
マップ、グラフ、クロス集計などを組み合わせて、便利なダッシュボードを作ってみてください。
以上、今回はTableauの「地理的分析」の小技を紹介しました。