公開日:2023年3月20日

更新日:2025年2月25日

使ってみましたシリーズ、突撃隊長ウエムラです。データドリブン経営を支えるクラウドサービス Domoは、その独自の特徴とリーズナブルな価格および料金体系で、多くの企業に支持されるドーモ BI ツールです。注目すべきは、この Domo BI ツールが最新のAI統合とインテリジェンスを活かし、リアルタイムでのデータ reporting platform を可能にするゲーミフィケーション機能を搭載している点です。

今回は、いよいよ実業務として分析につながるツールの使い方をご紹介します。まずは、ハンズオン形式で使用するデータをすぐにダウンロードし、多くのコネクターと統合管理ツールを用いてETLプロセスとしてデータ加工を行います。そして、データ分析としてダッシュボードを作成し、ビジネスの視覚化を実現します。単なるBIツールと侮るなかれ。DomoはAIインテリジェンス搭載の多機能プラットフォームとして、あらゆる組織のプロセス改善と統合的な運用体験を提供します。

Domoの世界は進化を続け、ユーザーや多くの部門における成功事例が次々と生まれるトレンドセッターとなっています。どのような活用ができるのか、具体的な導入事例と共に今後のレポーティング news で詳しくご紹介するので、引き続きお楽しみに。

 

 

Domo(ドーモ)とは (前回までのおさらい)

Domoは、クラウドベースのBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで、企業がデータを活用してビジネス成果を最大化するためのプラットフォームです。Domoは、データの収集、統合、分析、可視化を一元化し、リアルタイムでの意思決定を支援するため、データ分析と共有管理のプロセスを備えています。

直感的なダッシュボードやレポート作成機能を備え、ユーザーは簡単にデータを操作し、ビジネスインサイトを得ることができます。また、AIや機械学習を活用した予測分析機能も提供しており、将来のトレンドやパフォーマンスを予測することが可能です。Domoは、あらゆる規模の企業に対応し、データドリブンな経営を実現するための強力なツールでかつ、ゲーミフィケーション搭載のBIツールなのでした。

 

今回は、これは新感覚なのでは!?とビックリ仰天の「Domo(ドーモ)」を体験してみました!前回はDomoについてその実態に迫りました。

使ってみましたシリーズ 第8弾 【Domo(ドーモ) 第1回準備編】 実はゲーミフィケーション搭載のBIツールだった!?

 

「ゲーミフィケーション」という、BI業界でも新しいジャンルを搭載したツールにすっかり魅了されたところで今回は、ハンズオンを受講した際のレポートをお送りします。最後までワクワクがノンストップです。お見逃しなく。

 

ハンズオンで使うデータ

全国展開しているスーパーのPOSデータ5年分(2017/6~2022/05)を使用し、顧客情報や商品分類、土地柄などの視点から売上に関する分析を行う。

※今回のデータはハンズオン用のサンプルデータを使用しております。

 

ログインしてデータインポート

①Domo(ドーモ)にアクセスする

左下の言語を日本語にしておくと便利です。

 

 

②ダッシュボード作成

ここでびっくり!突然ダッシュボードの作成から始まります。えー!?レポート作成からじゃないの!! と私自身度肝を抜かれましたー。Excelで新規ワークブックを作成したけど、sheet1がなかったので新規ワークシートの挿入をして作業を始めていく、そんなイメージです。

 

データ→ファイルをクリック

 

③データをアップロード

アップロードしたいファイルをドラッグアンドドロップします。

 

今回は西日本と東日本のPOSデータをインポートします。

データファイルをドラッグアンドドロップします。


 

名前を付けて保存


と、Excelをドラッグアンドドロップして、名前を付けてあっという間にデータをインポートできちゃいました。項目の設定もデータの型変換も一切触っていないのに、もうできちゃいました。簡単すぎやしませんかー!!

 

同様に東日本のデータも取り込みます。

 

データ加工(ETL)

次にETL処理を行います。

1.ETLのボタンをクリック

 

 

2.テーブルを結合する。

大きく水色、黄色、緑の3ステップでデータ結合できちゃいます。

●水色:結合データ

●黄色:行を指定

●緑:表示項目

 

 

このハンズオンで、正直DomoにおいてこのETL処理という存在が存在しているのでしょうか。と思うほどあっさり処理が終わってしまいました(笑)それだけDomoの自動化が進んでいるということです。

フローチャートを作成するvisioというソフトウェアが Microsoft から出ていますが、その操作感に近いものを感じました。この操作で、東日本+西日本を足して作った「自分用の全国版データ」ができましたある意味<自分専用のDWH>なわけですから、「誰か使いたい方~、いらっしゃいますか~。もしご希望でしたらお使いください」と言いたくなりますね。

 

ダッシュボードの作成

可視化のためにカード※を作成します。

ダッシュボードを新規作成し、新しいカードを新規作成します。

可視化のアイコンをクリックし、既存のデータを選択します。

カードは写真からも作成出来ちゃいます!

※グラフや表、1つ1つをカードと呼称します。

 横棒グラフのカード、円グラフのカード等

 

 

先程作った全日本版データを選択したら完成!

グラフの種類はグラフタイプで変更できます。

自分用のDWHともいえるデータセットを、フローチャートをつくる感覚で作成できました。画面構成は他のBI製品と比べても違和感ない操作感でした。どれも操作手順が分かりやすいのでユーザーにとっては使いやすいです。

 

まとめ

Domo(ドーモ)ハンズオン編①のデータアップロードおよび基本的な reporting platform 機能は、データの収集と管理という特徴を搭載し、ツールの使い方や即時レポートの効果を体感できる成果として、ここまで到達しました。
カードを用意すればもうダッシュボードができていたとは・・・と、あまりにも唐突に完成してしまったので拍子抜けしていらっしゃると思います。ハンズオン編②は<BUZZチャット>という、何やらポップでいながらビビットなネーミングのチャットをご紹介します。お楽しみに~。

使ってみましたシリーズ 第8弾【Domo 第3回ハンズオン編②】では、データアップロードから統合された AI インテリジェンスとリアルタイム分析機能により、クラウド上での情報収集とあらゆる部門のレポート管理が可能なBIツールであったことが実感されました。

 

使ってみましたシリーズ 第8弾 【第1回Domo 準備編】では、データの統合アップロードとリアルタイム分析機能を活用し、各部門が正確に情報を把握し、迅速なアクションを起こすBIツールとして初期評価を獲得したと報告されています。

 

Domoは、データのインポートからダッシュボードの作成、そして高度なデータ分析までをシームレスに行えるBIプラットフォームとして、多くの企業で活用されています。本記事では、Domoの基本的な機能を概観し、実際にハンズオンを通じてその操作感を体験いただきました。データのアップロード、ETLによるデータ加工、そしてダッシュボードの作成まで一連の流れをスムーズにこなせるDomoの利便性は、多くのビジネスユーザーにとって大きな魅力です。

次回のハンズオン編では、Domoのさらなる機能である「BUZZチャット」を活用したコミュニケーションの効率化についてご紹介します。この機能により、チーム内でのリアルタイムな情報共有が可能となり、データドリブンな意思決定をより迅速に行うことができます。Domoの多彩な機能を活用し、ビジネスの効率化を図っていく方法を引き続き探求していきましょう。

また、Domoの価格や導入事例についても今後の記事で詳しく解説しますので、Domoの導入を検討している方はぜひご期待ください。Domoを活用することで、データの力を最大限に引き出し、組織の成長に貢献するためのヒントを得られることを願っています。

 

今回受講したハンズオン 2023/1/20

▼ジールのセミナー情報
https://www.zdh.co.jp/event/

 

Domoの価格について

価格およびDomo BI ツールの料金は、お客様の環境やニーズに合わせ、データ分析やダッシュボード、reporting platform tool の機能を活用しながら、企業が最大の成果を実現するための最適プランをご提供いたします。詳細情報や使い方、Domoの特徴、クラウド統合によるリアルタイムデータ分析の機能については、お問い合わせいただけますと幸いです。あらゆるユーザーのニーズに即した評価と導入のサポートをご提供いたします。

 

 

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