データドリブン経営のためのクラウドサービス、Domo。驚くべきは、このBIツールがゲーミフィケーション機能を搭載していること。今回は、いよいよ実業務として分析につながるツールの使い方をご紹介します。まずは、ハンズオンで使うデータをインポートし、データ加工(ETL)を行います。そして、データ分析としてダッシュボードを作成し、ビジネスの視覚化を実現します。ただのBIツールと侮るなかれ。Domoの世界は無限に広がっています。どんな活用かできるのかお楽しみに。
前回までのおさらい
Domo(ドーモ)とは
それは、ゲーミフィケーション搭載のBIツールなのでした。
やってみましたシリーズ、突撃隊長ウエムラです。
今回は、これは新感覚なのでは!?とビックリ仰天の「Domo(ドーモ)」を体験してみました!
前回はDomoについてその実態に迫りました。
使ってみましたシリーズ 第8弾【Domo 第1回準備編】実はゲーミフィケーション搭載のBIツールだった!?
https://bi-online.jp/experience/018
「ゲーミフィケーション」という、BI業界でも新しいジャンルを搭載したツールにすっかり魅了されたところで
今回は、ハンズオンを受講した際のレポートをお送りします。
最後までワクワクがノンストップです!
お見逃しなく!!
ハンズオンで使うデータ
全国展開しているスーパーのPOSデータ5年分(2017/6~2022/05)を使用し、顧客情報や商品分類、土地柄などの視点から売上に関する分析を行う。
※今回のデータはハンズオン用のサンプルデータを使用しております。
ログインしてデータインポート
①Domo(ドーモ)にアクセスする
左下の言語を日本語にしておくと便利です。
②ダッシュボード作成
ここでびっくり!突然ダッシュボードの作成から始まります!!
えー!?レポート作成からじゃないの!! と私自身度肝を抜かれましたー。
Excelで新規ワークブックを作成したけど、sheet1がなかったので新規ワークシートの挿入をして作業を始めていく、そんなイメージです。
データ→ファイルをクリック
③データをアップロード
アップロードしたいファイルをドラッグアンドドロップします。
今回は西日本と東日本のPOSデータをインポートします。
データファイルをドラッグアンドドロップします。
名前を付けて保存
と、Excelをドラッグアンドドロップして、名前を付けてあっという間にデータをインポートできちゃいました。項目の設定もデータの型変換も一切触っていないのに、もうできちゃいました。簡単すぎやしませんかー!!
同様に東日本のデータも取り込みます。
データ加工(ETL)
次にETL処理を行います。
1.ETLのボタンをクリック
2.テーブルを結合する。
大きく水色、黄色、緑の3ステップでデータ結合できちゃいます。
●水色:結合データ
●黄色:行を指定
●緑:表示項目
このハンズオンで、正直DomoにおいてこのETL処理という存在が存在しているのでしょうか。
と思うほどあっさり処理が終わってしまいました(笑)
それだけDomoの自動化が進んでいるということです。
フローチャートを作成するvisioというソフトウェアが Microsoft から出ていますが、その操作感に近いものを感じました。
この操作で、東日本+西日本を足して作った「自分用の全国版データ」ができました。
ある意味<自分専用のDWH>なわけですから、
「誰か使いたい方~、いらっしゃいますか~。もしご希望でしたらお使いください!!」
と言いたくなりますね。
ダッシュボードの作成
可視化のためにカード※を作成します。
ダッシュボードを新規作成し、新しいカードを新規作成します。
可視化のアイコンをクリックし、既存のデータを選択します。
カードは写真からも作成出来ちゃいます!
※グラフや表、1つ1つをカードと呼称します。
横棒グラフのカード、円グラフのカード等
先程作った全日本版データを選択したら完成!
グラフの種類はグラフタイプで変更できます。
自分用のDWHともいえるデータセットを、フローチャートをつくる感覚で作成できました。
画面構成は他のBI製品と比べても違和感ない操作感でした。
どれも操作手順が分かりやすいのでユーザーにとっては使いやすいです。
まとめ
Domo(ドーモ)ハンズオン編①はここまで!
カードを用意すればもうダッシュボードができていたとは・・・と、あまりにも唐突に完成してしまったので拍子抜けしていらっしゃると思います。
ハンズオン編②は<BUZZチャット>という、何やらポップでいながらビビットなネーミングのチャットをご紹介します。
お楽しみに~。
今回受講したハンズオン 2023/1/20
▼ジールのセミナー情報
https://www.zdh.co.jp/event/
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emi uemura