公開日:2023年12月15日

更新日:2024年4月11日

 東京の過去の天気や気温をスポットで知りたい場合は、

ただ、ビジネスシーンで天気や気温のデータを使う場合、もっと多くのデータが必要になります。
そのためには、過去の天気や気温のデータを数多く取得する必要がありますし、自動で取得できるとより効率的です。

 

本記事では、データ利活用支援30年以上の株式会社ジールの視点で、ビジネス用途にて、

  • 東京の過去の天気データや気温データを取得したい

  • 東京の過去の天気や気温をビジネスに活かす方法を知りたい

というお悩みについて、解説していきます。

結論から言うと、東京の過去の天気データや気温データは、気象庁のサイトから取得できます。
東京の過去の天気や気温を知ると、データを使った判断がしやすくなり、営業やマーケティングに役立てられます。

本記事では、気象庁から東京の過去の天気・気温データを取得する方法についても詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。

また、現在「オープンデータを手に入れる方法はわかったけれど、実際にどうビジネスに活かせばよいかわからない…」 そんな方へ、【オープンデータのビジネスへの具体的活用法】を期間限定でプレゼント中です。

オープンデータ特典資料を無料でダウンロードする

東京の過去の最高気温

東京の過去の最高気温

 

東京の過去の天気ということで、参考までに東京の過去の最高気温をご紹介します。

最も暑かったのは、2004年7月20日で、39.5℃でした。

月別で見ていくと、以下になります。

最高気温 年月日
1月 22.6℃ 1969年127
2月 24.9℃ 1930年224
3月 25.3℃ 2013年310
4月 29.2℃ 1922428
5月 32.6℃ 2019526
6月 36.4℃ 2022630
7月 39.5℃ 2004720
8月 39.1℃ 199483
9月 38.1℃ 198493
10月 32.6℃ 1979101
11月 27.5℃ 2023117
12月 24.8℃ 2004125

参考:気象庁「東京都 観測史上1~10位の値」

最近だと、202311月に夏日を記録したとして、ニュースにもなりました。

 

東京の過去の天気・気温を知る重要性

東京の過去の天気・気温を知る重要性

 

東京は人口・会社・店舗が多く、日本最大の商圏なので、ビジネスチャンスが最も大きい市場です。

ビジネスチャンスが大きい分、競合も多い激戦区のため、市場の細部までとらえた上でマーケティングを行うことが重要です。

そこで重要なデータの一つが、東京の過去の天気や気温のデータです。

天気や気温の変化は人の購買行動に影響を及ぼすため、東京の過去の天気・気温を知って自社の売上との相関を見ていくことは、ビジネス戦略上非常に重要です。

例えば、渋谷で11月に夏日を観測した日の売上と、夏日ではない11月の売上を比較した際、飲み物や衣類の売れ行きに変化があれば、気温によって売上に変化があることがわかります。

気温だけでなく、晴れや雨といった気候や、湿度によっても売れ行きに変化がある商品があるかもしれません。

売上の数字が大きい東京の市場において、過去の天気や気温によって売上に変化が出た実績があれば、今後の売上の予測が立つため、ビジネスチャンスを逃さない体制作りに役立ちます。

売上の予測が立つことで、

・売れる商品の在庫を増やしておくことで、売れるチャンスを逃さない

・売上が伸びる可能性が高い日はスタッフを多めに配置することで、接客の質を担保する

など、在庫最適化やシフト調整にも役立てることが可能になります。

 

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法【1時間ごともわかる】

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法【1時間ごともわかる】

東京の過去の天気・気温を調べる際、気象庁のサイトから見ることが可能です。

例えば、東京都練馬の2023年9月の日ごとの値を表示したい場合、以下の手順で選択することで過去の天気を調べられます。

① 調べたい都道府県を選択

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法①

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法②
②調べたい都道府県から地点を選択

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法③

③調べたい年を選択

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法④

④調べたい月を選択

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法⑤

⑤調べたい項目を選択

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法⑥

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法⑦

※日にちまで指定すると、1時間ごとの気象情報も見られます。

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法⑧

気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法⑨

温暖化が進んでいるせいか、7~8月ではなく、9月もかなり暑くなっていることがわかります。

ただ、気象データをビジネスシーンの分析でより効果的に利用したいのであれば、自社データと掛け合わせる必要があります。

自社データと掛け合わせるには、気象庁の過去データを一つ一つ見るのではなく、データのダウンロードが必須です。

過去の気象データは、以下の気象庁のサイトからダウンロードできます。

 

以下の手順で選択することで、過去の天気をダウンロードできます。

①ダウンロードしたい都道府県を選択

東京の過去の気象データ・ダウンロード①

② ダウンロードしたい都道府県から地点を選択

東京の過去の気象データ・ダウンロード②

③ ダウンロードしたい項目を選択

東京の過去の気象データ・ダウンロード③

④ ダウンロードしたい期間を選択

東京の過去の気象データ・ダウンロード④

⑤ ダウンロードする時の表示オプションを選択

東京の過去の気象データ・ダウンロード⑤

東京の過去の気象データ・ダウンロード⑥
⑥ CSVファイルをダウンロード

東京の過去の気象データ・ダウンロード⑦

上記の方法でダウンロードはできるのですが、以下の点は留意する必要があります。

〇注意点

  1. 各地域・各日時の天候をそれぞれダウンロードして収集する必要がある
  2. ダウンロードしてもそのまま分析には使えないので、加工が必要になる
  3. リンク元のURLの変更・レイアウト変更が急に行われる
①各地域・各日時の天候をそれぞれダウンロードして収集する必要がある

欲しい地点のデータをそれぞれ手動でダウンロードが必要になるので、かなり手間がかかります。
また、一度にダウンロードできるデータ量には制限があります。
※気象庁のサイトの右上棒グラフに目安があります。

 

②ダウンロードしてもそのまま分析には使えないので、加工が必要になる

ダウンロードしても、不要な情報を除外しないと分析に使えません。
また、地域情報が横に展開しているので、分析するのは不向きなデータ形式です。
他には、ヘッダ情報が存在しないため、すぐに分析に使えない項目も交じっています。
結果、ダウンロードしたデータをそのままデータベースに入れることができないので、データの加工作業が必要です。

 

③リンク元のURLの変更・レイアウト変更が急に行われる

リンク元のURLが急に変更されたり、レイアウトの変更も急に行われることがあります。
直近だと3年間のうち、2回変更がありました。

 

上記の注意点を回避するために、気象庁からデータをダウンロードする際、プログラムを組んで自動取得する方法もあります。

ただ、プログラムを組んで自動取得する場合も、
・プログラム作成の工数・稼働コスト
・運用保守の工数・稼働コスト
といった、コストがかかることを織り込む必要があります。

どんなシステムでも、安定稼働させるためには保守運用が重要なためです。

そのため、東京の過去の天気・気温を調べてデータのダウンロードをすることは可能ですが、手作業が多々発生する点を解消できない場合、コストパフォーマンスが悪いのでビジネス利用は難しいのが実情です。

東京の過去の天気・気温をビジネスに活かす方法とおすすめのサービス

東京の過去の天気・気温をビジネスに活かす方法とおすすめのサービス


東京の過去の天気・気温を知ってビジネスに活かす方法は、以下の3つです。

  1. 売上変動の要因・原因分析を行う
  2. 売上増加のための仮説立て&戦略立案を行う
  3. データを使ったPDCAサイクルで再現性を持たせる

ビジネスに活かす具体的な方法と、気象庁からデータをダウンロードしたり加工する手間を省くおすすめのサービスについて、以下の記事内で詳しく紹介しています。

関連記事はこちら

まとめ:東京の過去の天気・気温をビジネスに活かしましょう

東京の過去の天気・気温を知って、自社の売上との相関を見ていくことでビジネスに活かせます。

気象庁のサイトからデータをダウンロードするか、データの収集・加工・更新をしなくて良いサービスを利用することで、東京の過去の天気・気温データをビジネスに活かしてみてください。

 

今だけ!オープンデータの活用法を学べる期間限定特典資料が無料でダウンロードできます

また、BI onlineでは現在期間限定で、 「業種別で利用シーンがよくわかる!売上を上げるオープンデータ活用術」と題した、 オープンデータ活用のノウハウが獲得できる特別特典資料をプレゼントしております。

特別特典資料の内容は?

第1章:オープンデータとは

第2章:業種別・オープンデータの利用例

  1. 利用用途①:店舗の売上と気象データ
  2. 利用用途②:店舗の売上と人口データ
  3. 利用用途③:店舗の売上と内需・外需データ
  4. 利用用途④:店舗の売上と財務・景気動向データ

第3章:オープンデータを活用する手順

「オープンデータを手に入れる方法はわかったけれど、実際にどうビジネスに活かせばよいかわからない…」 そんな方へぴったりの内容です。 気象データ、人口データ、内需・外需データ、財務・景気動向データなどを あなたの企業の業種に合わせて活用するノウハウを ジールが特別に作成した資料ですので、 少しでも興味がある方は、以下よりお早めにダウンロードくださいませ。

特典資料を無料でダウンロードする

執筆・監修:大久 遼平(Ohisa Ryohei)

大久 遼平

株式会社ジール DigitalSales部

2019年ジールに営業職として入社。営業活動の傍ら、2020年にオープンデータ提供サービス「CO-ODE(コ・オード)」のサービス立ち上げに参画。
現在はCO-ODEの営業・プロダクトマーケティングの推進担当として、顧客への提案活動ならびにWebマーケティング・セミナー企画などの幅広い活動を通じ、顧客のデータ利活用促進に向けて邁進している。

専門分野:#CO-ODE オープンデータ利活用 

新着記事