東京の過去の天気や気温をスポットで知りたい場合は、
ただ、ビジネスシーンで天気や気温のデータを使う場合、もっと多くのデータが必要になります。
そのためには、過去の天気や気温のデータを数多く取得する必要がありますし、自動で取得できるとより効率的です。
本記事では、データ利活用支援30年以上の株式会社ジールの視点で、ビジネス用途にて、
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東京の過去の天気データや気温データを取得したい
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東京の過去の天気や気温をビジネスに活かす方法を知りたい
というお悩みについて、解説していきます。
結論から言うと、東京の過去の天気データや気温データは、気象庁のサイトから取得できます。
東京の過去の天気や気温を知ると、データを使った判断がしやすくなり、営業やマーケティングに役立てられます。
本記事では、気象庁から東京の過去の天気・気温データを取得する方法についても詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。
また、現在「オープンデータを手に入れる方法はわかったけれど、実際にどうビジネスに活かせばよいかわからない…」 そんな方へ、【オープンデータのビジネスへの具体的活用法】を期間限定でプレゼント中です。
目次
東京の過去の最高気温
東京の過去の天気ということで、参考までに東京の過去の最高気温をご紹介します。
最も暑かったのは、2004年7月20日で、39.5℃でした。
月別で見ていくと、以下になります。
月 | 最高気温 | 年月日 |
1月 | 22.6℃ | 1969年1月27日 |
2月 | 24.9℃ | 1930年2月24日 |
3月 | 25.3℃ | 2013年3月10日 |
4月 | 29.2℃ | 1922年4月28日 |
5月 | 32.6℃ | 2019年5月26日 |
6月 | 36.4℃ | 2022年6月30日 |
7月 | 39.5℃ | 2004年7月20日 |
8月 | 39.1℃ | 1994年8月3日 |
9月 | 38.1℃ | 1984年9月3日 |
10月 | 32.6℃ | 1979年10月1日 |
11月 | 27.5℃ | 2023年11月7日 |
12月 | 24.8℃ | 2004年12月5日 |
最近だと、2023年11月に夏日を記録したとして、ニュースにもなりました。
東京の過去の天気・気温を知る重要性
東京は人口・会社・店舗が多く、日本最大の商圏なので、ビジネスチャンスが最も大きい市場です。
ビジネスチャンスが大きい分、競合も多い激戦区のため、市場の細部までとらえた上でマーケティングを行うことが重要です。
そこで重要なデータの一つが、東京の過去の天気や気温のデータです。
天気や気温の変化は人の購買行動に影響を及ぼすため、東京の過去の天気・気温を知って自社の売上との相関を見ていくことは、ビジネス戦略上非常に重要です。
例えば、渋谷で11月に夏日を観測した日の売上と、夏日ではない11月の売上を比較した際、飲み物や衣類の売れ行きに変化があれば、気温によって売上に変化があることがわかります。
気温だけでなく、晴れや雨といった気候や、湿度によっても売れ行きに変化がある商品があるかもしれません。
売上の数字が大きい東京の市場において、過去の天気や気温によって売上に変化が出た実績があれば、今後の売上の予測が立つため、ビジネスチャンスを逃さない体制作りに役立ちます。
売上の予測が立つことで、
・売れる商品の在庫を増やしておくことで、売れるチャンスを逃さない
・売上が伸びる可能性が高い日はスタッフを多めに配置することで、接客の質を担保する
など、在庫最適化やシフト調整にも役立てることが可能になります。
気象庁から東京の過去の天気・気温を取得する方法【1時間ごともわかる】
東京の過去の天気・気温を調べる際、気象庁のサイトから見ることが可能です。
例えば、東京都練馬の2023年9月の日ごとの値を表示したい場合、以下の手順で選択することで過去の天気を調べられます。
※日にちまで指定すると、1時間ごとの気象情報も見られます。
温暖化が進んでいるせいか、7~8月ではなく、9月もかなり暑くなっていることがわかります。
ただ、気象データをビジネスシーンの分析でより効果的に利用したいのであれば、自社データと掛け合わせる必要があります。
自社データと掛け合わせるには、気象庁の過去データを一つ一つ見るのではなく、データのダウンロードが必須です。
過去の気象データは、以下の気象庁のサイトからダウンロードできます。
以下の手順で選択することで、過去の天気をダウンロードできます。
上記の方法でダウンロードはできるのですが、以下の点は留意する必要があります。
- 各地域・各日時の天候をそれぞれダウンロードして収集する必要がある
- ダウンロードしてもそのまま分析には使えないので、加工が必要になる
- リンク元のURLの変更・レイアウト変更が急に行われる
欲しい地点のデータをそれぞれ手動でダウンロードが必要になるので、かなり手間がかかります。
また、一度にダウンロードできるデータ量には制限があります。
※気象庁のサイトの右上棒グラフに目安があります。
ダウンロードしても、不要な情報を除外しないと分析に使えません。
また、地域情報が横に展開しているので、分析するのは不向きなデータ形式です。
他には、ヘッダ情報が存在しないため、すぐに分析に使えない項目も交じっています。
結果、ダウンロードしたデータをそのままデータベースに入れることができないので、データの加工作業が必要です。
リンク元のURLが急に変更されたり、レイアウトの変更も急に行われることがあります。
直近だと3年間のうち、2回変更がありました。
上記の注意点を回避するために、気象庁からデータをダウンロードする際、プログラムを組んで自動取得する方法もあります。
ただ、プログラムを組んで自動取得する場合も、
・プログラム作成の工数・稼働コスト
・運用保守の工数・稼働コスト
といった、コストがかかることを織り込む必要があります。
どんなシステムでも、安定稼働させるためには保守運用が重要なためです。
そのため、東京の過去の天気・気温を調べてデータのダウンロードをすることは可能ですが、手作業が多々発生する点を解消できない場合、コストパフォーマンスが悪いのでビジネス利用は難しいのが実情です。
東京の過去の天気・気温をビジネスに活かす方法とおすすめのサービス
東京の過去の天気・気温を知ってビジネスに活かす方法は、以下の3つです。
- 売上変動の要因・原因分析を行う
- 売上増加のための仮説立て&戦略立案を行う
- データを使ったPDCAサイクルで再現性を持たせる
ビジネスに活かす具体的な方法と、気象庁からデータをダウンロードしたり加工する手間を省くおすすめのサービスについて、以下の記事内で詳しく紹介しています。
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まとめ:東京の過去の天気・気温をビジネスに活かしましょう
東京の過去の天気・気温を知って、自社の売上との相関を見ていくことでビジネスに活かせます。
気象庁のサイトからデータをダウンロードするか、データの収集・加工・更新をしなくて良いサービスを利用することで、東京の過去の天気・気温データをビジネスに活かしてみてください。
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第1章:オープンデータとは
第2章:業種別・オープンデータの利用例
- 利用用途①:店舗の売上と気象データ
- 利用用途②:店舗の売上と人口データ
- 利用用途③:店舗の売上と内需・外需データ
- 利用用途④:店舗の売上と財務・景気動向データ
第3章:オープンデータを活用する手順
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