公開日:2024年7月3日

更新日:2024年7月4日

ツールヒントの使い方

【ツールヒント内の選択機能】

1.次のビューを作成する

列:出荷モード、オーダー日(年)
行:売上
色:サブカテゴリ
詳細:オーダー日(四半期)、カテゴリ

 

2.次のツールヒントを作成する

ツールヒントをクリック
以下の内容を作成
<カテゴリ>、<サブカテゴリ>、<年(オーダー日)>、<四半期(オーダー日)>、<出荷モード>、 <合計(売上)>はフィールド名、「挿入▼」から選択可

 

3.ツールヒントがどのように機能するか見てみましょう

ツールヒント内の青字(フィールド名)をクリックすると、グラフ内のその部分がハイライトされます。

●「家電」を選択した場合 家電に属するサブカテゴリの売上がハイライトされる。

●「電話機」を選択した場合
電話機の売上がハイライトされる。

●「2021」を選択した場合
2021年の売上がハイライトされる。

●「Q3」を選択した場合
各年のQ3の売上がハイライトされる。

●「通常配送」を選択した場合
通常配送の売り上げがハイライトされる

 

【ツールヒントアクション】

1.3つのビューを作成する

ビュー①:マップ(「都道府県」をシートにドラッグ)
色:地域
サイズ:都道府県別最大の売上(以下の計算フィールド)
詳細:都道府県、売上

計算フィールドを作成 計算式
MAX({FIXED [オーダー id]:SUM([売上])})

ビュー②:グラフ 列:売上
行:都道府県、 市区町村
色:カテゴリ

ビュー③:集計表
列:オーダー日(年)
行:サブカテゴリ
テキスト:売上

 

2.ツールヒントを作成する

ビュー①のツールヒント
<地域>、<都道府県>、<合計(売上)>、<集計(都道府県別最大の売上)>は挿入▼から選択可

ビュー②のツールヒント <市区町村の売上集計>シート(ビュー③)を▼挿入から選択する

 

3.アクションを設定する

アクションの追加から「フィルター」を選択

ビュー①からビュー②へのアクションを作成する ソースシート:作成中のシート
アクションの実行対象:メニュー
ターゲットシート:リンク先のシート
フィルター:都道府県

名前の<都道府県>は「挿入▼」から選択可

ビュー②からビュー③へのアクションを作成する ソースシート:作成中のシート
アクションの実行対象:メニュー
ターゲットパラメーター:リンク先のシート
フィルター:市区町村

名前の<市区町村>は、<都道府県>と同様「挿入▼」から選択可

2つのアクションが設定されている。

 

4.ツールヒントを表示してみましょう

マップから市区町村を選んでクリックすると、ツールヒントが表示される。

青字「クリックして愛知県の詳細を表示」をクリックすると、グラフのビューに切り替わる。
棒グラフを選んでクリックすると、ツールヒントが表示される。

ツールヒント内に、クリックした市区町村の集計表が表示される。
青字「クリックして豊田市の詳細を表示」をクリックすると、集計表のビューに切り替わる。

タイトルを編集すると、ビューのタイトルに選択した「市区町村名」が動的に切り替わる。

 

以上、今回はTableauの「ツールヒントの使い方」の小技を紹介しました。

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