このコラムは、Voicy をテキスト化し一部抜粋したものです。
今回は「日記、イベント、成績」を共有し分析もできるアプリケーション「wiZup」のアイデアコンテスト受賞から製品開発を経て、発表に至るまでのお話を陣内さんにインタビューした記事です。
自己紹介
株式会社ジールの陣内と申します。よろしくお願いします。
中途で入社し、今年で4年目になります。
前職は Java を使ったウェブアプリケーションの開発を行い、そこでインフラを担当していました。
転職した際は BI という言葉を知らなかったのですが、データ活用において興味を惹かれた部分があったので思い切って入社を決めました。データ活用で取り組んでみたかったことは、実際にお客さまのデータを可視化する工程を自分で手掛けたいと思ったところでした。
新規事業アイデアコンテストについて
新規事業アイデアコンテストは、弊社内で行っているコンテストです。
審査の過程は、1次審査は企画書をパワーポイントで提出します。1次審査を通過すると事業計画書を作成し、社長、役員にプレゼンを行う最終審査に入ります。それを通過すると晴れて受賞となります。
応募しようと思ったきっかけは、同じグループのメンバーや当時のユニット長が主体となって企画を進めていたので、サポート依頼があって携わりました。正直なところ、はじめは新規事業に興味がありませんでした(笑)
第一次審査が終わった頃、企画の発案者として進めて欲しいと話があり、正式に引き受けることになりました。
戸惑いもありましたが、徐々に面白い!と感じ始め、いつしか楽しんで取り組むようになっていました。
興味がないと思っていたのがもったいないくらい、自分の中でこうやった方がより良くなるという気持ちが芽生えてきました。普段の仕事だとお客さまの希望を実現することが、基本的な仕事のやり方だと思います。
今回はメンバー間で意見を出しあい、やりたいことを形にして行く過程がとても新鮮でした。
事業計画を実行するにあたって、資金面やプレゼンの内容をいろいろと考える必要がありましたが、熱い想いを持ち続けていたことが原動力になっていた気がします。
提案したアイデアとは?
スマホアプリの開発を提案しました。これは弊社初の B to C 事業になります。
サービス名は※「wiZup」です。
サービス概要は部活をされている方が、活動日誌を電子化したイメージです。
利用方法は、部活内で使える共有のカレンダーや、日記でコミュニケーションを取れるアプリです。
わたしは学生時代、野球部に所属していました。当時はその日取り組んだ練習内容や、監督やコーチ、チームメイトからのアドバイスや注意を受けたこと、自分の知識や経験、チームの方針や戦術、または自分からチームメイトにアドバイスをした内容をノートに記していました。
それを見返した時に、書き溜めたことが自信に繋がり、いつしかそれが本番で力を発揮できる起爆剤となっていました。
今までやってきたことを信じるというのはすごく大切なことです。野球に限らず他のスポーツや会社においても同じことがいえると思います。積み上げてきた過程が見える化されていると大きな励みにもなります。
「wiZup」 名前の由来
「wiZup」というアプリ名は、英単語の「with(~とともに)」と「up(上の方へ)」の二つを掛け合わせて、
「with up」で、「一緒に成長する、みんなで向上する」といった思いが込められています。
スペルは単純に「with up」ではなく、with の th をジールのZに変えて、「wiZup」にしました。
<後編>アイデアコンテスト受賞から始まった開発 日記、イベント、成績共有アプリ「wiZup」
公開日:2022年10月10日