構想策定コンサルティング

構想策定コンサルティングとは

データ基盤の構想策定は、3~4ヶ月かけてお客様とミーティングを重ねながら、基本的に下記のメニューで実施します。

データ基盤構想策定は、「現状調査」、「基盤構想策定」、「システム構成検討」、「実行計画」の4段階から構成されます。

データ基盤のデザインのベースを計画段階でアウトプットしたのち、実際に1stユースケースの構築やPoC(検証)を実施し、構想策定支援 の期間の中で正式にデザインします。
ジールの知見や最新のトレンド、他社の事例をお伝えしつつ、お客様のご意見や意思を重要視して、 もっとも合致するもので進めていきます。

生成AI活用を見据えたデータ基盤の構想図

構想策定コンサルティングの特徴

お客様の意見を重視し、カスタマイズ可能なサービスを提供

「データ基盤構想策定」サービスは、お客様の意見や意志を重視し、お客様に合ったデザインをご提案いたします。

構想策定後にも数年先を見据えコンサルティング

ステージ1

ステージ1は、1st ユ―スケースをスモールスタートし、特定のユースケースから始めて基盤の骨子を固めます。運用ルールもこの段階で整備します。

ステージ2

ステージ2は、全社展開を行います。ステージ1の事例やそのほかのユースケースを含めて、データ基盤を全社へ展開します。

ステージ3

ステージ3では、AI 業務高度化を目指します。
AIユースケースの選定を行い、PoCを実施しながら、自社の業務やサービスに関わるデータを収集・蓄積し生成AIに学習させ、業務の高度化を実現します。

ステージ4

ステージ4では、誰もがデータを簡単に活用できる「データ民主化」を目指し、ステージ3までに蓄積してきたあらゆるリソースを活用し、具体的な計画を策定します。

参考:構想策定後のステップ

高速策定後の構築のステップは以下となるケースが多いです。
将来の姿は見据えつつも、小さなユースケースによる成功体験を積み上げ、”データ”の価値を関係者全体で認識しながら進めていくことで、手戻りなく、確実に前進させることが可能になります。

構想策定コンサルティングでできること

アーキテクチャブループリントの共同検討・ご提案

「構想策定サービス」の中ではアーキテクチャブループリントをお客様と共同検討します。数年先まで見据えたデータ基盤の設計をご提案しますので、「点ではなく面でのお客様サポート」が可能です。

ご参考までに、「データ構想策定支援」サービスの中で共同検討されたアーキテクチャブループリントについてご紹介します。

参考:アーキテクチャブループリント

これまでの高速策定支援のなかで、共同で検討させていただいたアーキテクチャブループリントの一例は下記です。

本アーキテクチャブループリントは、ホールディングス体制の企業における構想策定図です。実際には各事業会社が独自のデータ基盤を持っていましたが、個社別にデータレイクを持つのではなく、全社共通データレイクを持ち、一極集中でホールディングスが管理する構想にしました。

その先の個社別データベースに関しては、ある程度自由度を持たせて運用する想定です。
また顧客へのアプローチを点でなく面で行うためには、ある程度グループ内でデータ共有ができるようなサービスであることが必要です。

クラウド環境も事業会社ごとに、全く異なるものを使っているケースがありましたので、マルチクラウドで稼働できるようなデータベースを本事例では採択しました。

また個社別アプリケーションに関しては、従来から使っているBIツールを引き続き利活用する構想です。

同様にホールディングス体制や複数のグループ企業を経営されている企業様のご参考になれば幸いです。

ジールが選ばれる理由

データ基盤の骨子を固める「クイックウィン(小さく勝つ)」から5年先の「データの民主化」までデータ活用の全領域に伴走いたします

データ基盤の1st ユ―スケースをスモールスタートさせる「クイックウィン」からスタートし、全社展開、AIによる業務高度化、ひいては誰もがデータ活用できる「データの民主化」まで、長期間伴走する知見をジールは有しています。

ジールの構想策コンサルティングの強みは、スポットでのご依頼はもちろん、時代の潮流やお客様の背景に寄り添った長期的な伴走支援により、お客様のデータ活用基盤の進化に貢献します。

データの価値が高まった現代だからこそ、データ活用領域において「どのように着手すべきかわからない」という課題が発生するのは当然のことです。
少しでもお悩みの方はぜひ、「構想策定支援」にお気軽にお問合せください。

構想策定コンサルティングの導入事例・実績

食品卸売業A社様 (期間:3ヶ月 / 主体部門:IT戦略部門)の事例

構想策定により「自社に適したアーキテクチャの案出しと判断軸の抽出」を支援

検討ポイント

  • 現在のデータ基盤を踏まえたうえで最適な道筋を立てられる
  • 各製品に対する知見
  • 今後の拡張性を加味したプロダクト選定
  • 構築や運用まで任せられるか

課題・背景

  • データを基にした素早い意思決定
  • いつでもだれでもアクセスできるデータ基盤の実装
  • グループ横断のデータドリブン実現

提案・実施内容

  • 各現場にて想定されるデータのユースケースを分類
  • 新しいデータ基盤に求められる要件、AsIs/ToBeを整理
  • アーキテクチャパターンを複数提示
  • 将来運用を見据えたサービス選定案の提示

料金プラン/価格

価格については、お客様の環境やニーズに応じてカスタマイズします。
詳細は営業担当までお問い合わせください。

導入フロー

データ基盤構想策定は、3~4ヶ月かけてお客様とミーティング重ねながら以下の4つのステップを踏んでサービスをご提供いたします。

現状調査

「現状調査」のステップでは現在のお客様のデータ基盤の導入・ご利用状況をヒアリングし、データ基盤および周辺システムの整理を行います。

基盤構想策定

「新基盤構想策定」のステップではコンセプト策定を行います。
また要求一覧の作成と、対象となるデータの洗い出しを行い、優先順位を検討したうえで、ロードマップを策定して参ります。

システム構成検討

「システム構成検討」のステップではアーキテクチャブループリント検討をお客様と実施いたします。全体論理アーキテクチャの検討、主要コンポーネントの選定理由のご説明を合わせて行い、機能一覧表もご提出いたします。

実行計画

「実行計画」のステップでは、全体合意のうえ、実際のアプローチ検討を行い、プロジェクト全体のスケジュールの策定を行います。

よくある質問

Q.本サービスには大きな予算が必要でしょうか?

A.ジールは「小さく始めて早期に結果を出すアプローチ」が成功への近道だと考えてます。お客様の現在のデータ基盤の現状や今後のありたい姿を丁寧にヒアリングさせていただき、最適なロードマップ・プランでご支援いたします。まずはお気軽にお問合せください。

関連サービス/情報

お客様が実現したいことに寄り添ったご提案をいたします。
少しでも気になることがございましたら、まずはジールまでご相談ください

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